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◆古今道具集◆
AWJのタックル遍歴 |
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其の一 ミッチェル、アンバサダー、そしてカーディナル
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構造的に脆弱なのかと、無邪気に次はスピニングリールを入手。これは当時としてハイエンドモデル、同じくメイドインジャパンのやけに仰々しい外観のリール。 しかし、糸撚れ増加機能最高で、キャスト時にはベイルは戻る。結果、ラインブレイクで高価なルアーは異次元の飛距離を叩き出す。直ぐにガタが出て、ベイルスプリンングは始終折損する。修理依頼に出せども帰って来ない。戻ってくれば、またまたトラブル頻発、悩ましい道具。 釣り以前の問題。 なんとも貧弱劣悪で情けない。 元来ひねた性質なのか、天邪鬼なのか判らないけれど周囲が餌釣りばっかりに反発してルアーを始めるに至った。生き餌、浮き、釣り姿。全てに馴染めなかった。きっと偶然にも?「釣れれば良し」、釣果最優先課題とする性根の餌師のみが周囲に存在したからかも。 使えネエ、国産物は。やっぱり伝統のある舶来品だろ。で、 初めてミッチェルを手にしたのは’70年代後半。価格、ステイタス観ともに恐れ多い408、勿論、それではなく204。自重180g,ダイジェシト版、エコノミークラス。ガルシア・グラスロッドの三分の一の値。204にセットするはウエダのグラスファイバー竿、FWSシリーズ。これで俄然快適に。・・・・・・続く。(2004.12.14) |
FWSは6フィートのライトパワー。これは、この時代のフェンウイックを扱うティムコ社のカタログの影響。曰く、アクションは竿の調子で、強さはパワーで表す。でも多くの人はライトアクションって言ってたが。 コルクグリップにシンプルなスライドリングのリールシート。やや塗装の弱い面もあったが、素直な竿だった。なによりも少年にも、手が届くプライスが嬉しかった。 まだ残雪のある春の渓流。大きく曲がるふちの巻き返しの中から、初めて山女を釣り上げたのがこの竿。そしてルアーはブレットンの5g。20cm半ばのサイズながらも、綺麗な魚体にはびっくり。沼や海で雑魚釣りをしていては、見ることの無い模様の魚。親父の運転する車で行ったからか、しっかりキープされた。そして夕べには、すっかり塩焼きと化し、父の酒の肴となった。美味い、と喜んでいたのか、子供を喜ばせていたのか。 「一生大切に使いたいーと誰もが云う ミッチェル」、「超精密メカニズムがぎっしり、他の同型リールの追随を全く許さぬ高級超小型リール、プラナマティックギアー、テフロンドラグ、ダブルボールベアリング」。そんな宣伝文句に少年の好奇心が刺激された。そして案の定、購入する始末。308、408。この時代の最高峰の性能。軽く滑らかな巻き心地。ベールを返す音やドラグ音、とにかく全てが素晴らしく感じられた。・・・・・続く(2/7) |
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其の二 ツインパワー、ステラそして最新鋭
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| オールドタックル、伝統のある道具だけが持つ雰囲気は確かに、魅力的だろう。けれども、もっと年配になってからでも、いいんじゃないかな。このままじゃあ、自分の釣りは変わらない。ある時、ふと釣り場で思った。・・・・・ 続く(2/7) |