きわめて私的なミッチェルストーリー
竹中 由浩著
僕がミッチェルのリールを手にしたのは、ミッチェルが日本メーカーに敗れていったん倒産したころ。僕は独特のメカニズムに戸惑いながらも、次第にこのフレンチリールに魅せられていった。かつての日本ルアー黎明期、スピニングリールの代名詞といわれ、釣り雑誌や釣り入門書はもとより、『釣りキチ三平』にも描かれていたミッチェルのリールを時系列に語った、回顧録的釣りエッセイ。
※本書はエッセイです。メカニズム解説などは既刊『MITCHELL』をご覧ください。
■ ミッチェルとの出会い
■ なんでこれが名機なんだ!
■ プラナマティックに戸惑う
■ リールを道具として見る
■ 408A
■ 原さんに出会う
■ 8枚ギアを解釈する
■ 台湾製ミッチェル
■ ミッチェルのクレッソン
■ きんきら408G
■ ミッチェルのLHM
■ プラナマティックふたたび
■ シトロエンに乗る
■ ミッチェルと糸ヨレ
■ 微妙な末っ子
■ あらためてトホホ
■ パーツを作る
■ 一生もののスパイラルベベル
■ カナダから来た408
■ クォーツと300X
■ 最終版ミッチェル
■ これからもずっと
モノクロ印刷
サイズ:127x188mm(単行本サイズ)