第6世代の新ブレーキシステムと第8世代のクラッチシステムを搭載、ブレーキのつまみにクロームノブを採用しています。
【バージョン6が目指したブレーキ性能とは】
　サーモン、スティールヘッド、シートラウト、サクラマス、イトウ、それに匹敵するサイズのトラウトが、ブレーキ付きリールを使用する時のターゲットです。こうした大物と渡り合うためのブレーキとは、強力なブレーキが必要」と考えやすいものですが、必要なのはスムーズなブレーキシステムです。フライリールはスプールに手を当てるだけで、簡単に強いブレーキを作ることができます。しかしその逆はできません。弱ったと思った魚が突然反転したとき、ブレーキを強くセットしてあると逃げられるケースが多発します。フッキングを確実に行うにも、スムーズなブレーキが重要な働きをします。ブレーキを強くセットすると、当たりがあってもフッキングできない場合が多くなります。ケンサワダリールのブレーキは、この微妙なブレーキ調整を可能にしました。